夢乃時こと夢楽 楽夢楽見楽の現実逃避。

嫁補正が強い馬鹿が書くものです。 基本短篇話を不定期に更新します

ただのユキマイ過去系話であり原作とは一切関係ないとかそういうことであり

「ごめんねマイ、風邪拗らせちゃった。」
「…とか言ってる割には元気そうね」
「マイのお陰でね」

元々病弱な相棒が元気そうにいれた訳っていうのは、大体神綺様の守護のお陰であって、私が別にどうということもない。
料理も夢子姉さんが作ってくれたし、仕事もしてるしでユキに看病と言える看病をした覚えはない。
なのにユキは私のお陰とか思ってた(そもそも私が出掛けている時には寝てる)から、それは違うということを伝えられなかったことに正直後悔をしている。

それに、裏切ってしまったことも。

でも、ユキは私とはもう違う。

だから、関わる必要なんてない。

それでも、悲しくて

それでも、忘れられなくて

悶絶してたら皆に放置される始末

そもそも、

正直な気持ちでいたら、ユキは今でも私の傍にべったりくっついてたのかな?

私は泣かずに済んだのかな?

神綺様の守護が解けて、寿命が極端に短くなることもなかったのかな?

原因不明の病が悪化したことも、もしかしたらなかったのかな?


でも、ユキの親代わりをしている紫に聞いたら私のことなんてもう喋ってないということ。


前、言ったよね?
「何があっても、私はマイの事を忘れないよ」
って。

本当に忘れているかどうかは分からない。

だけど
ユキにとっての最優先が変わったのが悔しい。

本当は何を思っているのか分からないから悲しい。


あんだけ私のこと好きって言った癖に


ばーか。










次会った時は抱かせてよ?