夢乃時こと夢楽 楽夢楽見楽の現実逃避。

嫁補正が強い馬鹿が書くものです。 基本短篇話を不定期に更新します

本当に?

ユキ「…」
紫「どう?1週間現世の学校に通って。」
ユキ「…やっぱり、馴染めないわぁ…」
紫「八雲姓の上に友紀っていう名前だし、鏡見ると黒髪だから?」
ユキ「いやいや、そういう訳じゃなくて…」
紫「どういう事?」
ユキ「そりゃあ馴染めないって訳だから単純に…」
紫「どういう事?お母さん分かんなーい」
ユキ「もー、お母さんったら…書類上にも問題があるし、何校出身とか何処住みとか聞かれても返答に困るし、家来ていいー?とか聞かれても困るし、何しろ知識が無駄にありすぎて困るわ!」
紫「ああ…最後は仕方ないわよ…暇だったから、でしょ。」
ユキ「ええ!そうよ。あとが問題なのよ!お父さん誰よ!」
紫「…ねぇ、ユキ。」
ユキ「?」
紫「本当に、これで良かったの?」
ユキ「…いいの」
紫「本当に?」
ユキ「だって…………」
紫「…そう。嫌なら言わなくてもいいのよ?」
ユキ「うん、分かった…」
紫「あ、ちなみに魔界人復帰しても私の事はお母さんって言ってもいいのよ?」
ユキ「はいはい…」
紫「…よくよく思うと、本当に娘みたいね…」
ユキ「何か言った?」
紫「べっつに~?」