「あなた、私の話が聞きたいの?…珍しいわね…私なんかにそんなの来ないかと思ったのに…じゃ、話すとするよ。」立ち話。
何度も何度も、
私はいく。
辿り着く最後は全て同じ筈なのに、
私はいかなければならない気がして。
この呼吸が止まるまで…
誰も、分かることはないだろう。
分からなくていいんだ。私のことは放っておいてほしい。
いったところで、誰も信じてなんかくれないだろう。
ずっと一緒にいた相方でさえも、そう、きっと。
何度も繰り返す、同じ事。
だけど、少しずつ変わっていく事がある。
それをあなたはどう受け止めるのかしらね?
それを別の人が語っていくけど。
あ…そうだ、やる事があったんだわ!
それでは、一旦さようなら。
また機会があればまた会いにきて頂戴ね。
今回は立ち話になってしまったけど、次は家に入れてあげるし、突然だったから、吃驚したでしょう。
大丈夫よ。その前に私が相手をしてあげるから。
ふふっ…それでは、またいつか会いましょう。楽しみにしているわ。